A2:航空機ライセンスにはまず運用条件により、
- Private Certificate(自家用)
- Commercial Certificate (事業用)
- Certified Flight Instructor(教育証明)
- ATP(Airline Transpotation Pilot:定期便パイロット)
などに大別され、更にIFR(計器飛行)などのライセンスがあります。
Private Certificateは、日本の自動車免許でいう自家用免許に似たようなもので、このライセンスを取得していれば報酬をもらわない操縦ができます。自身での操縦はもちろんのこと、友人を乗せての運用も可能ですし、運用にかかった費用を(自身も含めて)搭乗者でワリ勘にすることも可能です。また事業者に雇われて「お抱え運転手」のような操縦も条件によっては可能です。
Commertial Certificateは、日本の自動車免許でいう2種免許に似たようなもので、このライセンスを取得していれば航空機を運用することで報酬をもらうことが可能となります。 例えば近郊の観光フライト、高圧線やパイプラインの監視、荷物を運ぶカーゴ運行などが挙げられます。 但しTAXIや旅客輸送の操縦などにはそれぞれ別に資格が必要です。
またCommertial Certificateを取得するためには最低Private Certificateの所持が必要です。
Certified Flight Instructorは、Commertial Certificate所持者が取得できる資格で、この資格を持つとフライト及びグランドインストラクションが可能になります。
ATP所持者はいわゆる航空会社の定期便旅客輸送が可能になります。
また操縦する航空機によって例えば、
- Single Engine Land(単発陸上固定翼)
- Multi Engine Land(多発陸上固定翼)
- Rotor Craft(回転翼)
などなど、いくつかの分類があります。
米国ではRotorcraft(回転翼)にはレシプロエンジン、タービンエンジン、タービン双発などの分類はなく、12,500ポンド以下の総重量のヘリはすべてひとつのライセンスで操縦できます。但しライセンスとは別に「この種類の航空機を操縦しても良い」という教官のエンドースメント(お墨付き?)は別途必要です。
固定翼に関しては単発、双発のそれぞれ陸上、海上にそれぞれのライセンスがあり、やはり同じカテゴリーの中では12,500ポンド以下の航空機であればどの機種でも操縦できますが、別機種を操縦するには教官のエンドースメントが必要です。
また12,500ポンドを超える航空機についてはすべてその機種限定のライセンス(タイプレーティング)が必要です。
さらに飛行方式の違いによりVFR(Visual Flight Rule:有視界飛行方式)と、IFR(Instrument Flight Rule:計器飛行方式)があり、視界の悪い日や雲の中を飛ぶにはIFR資格が必要です。
ライセンスについて不明な点はお気軽にお問い合わせください。