A8:取得するライセンスによって必要な最低規定飛行時間というものがあります。しかし例えばこの時間数さえクリアーしていればCheck Rideにパスしてライセンスが取得できるのかといえばそんなことはありません。 規定時間はあくまで最低の必要経験時間数であって、実際に最終試験であるCheck Rideに合格するまでには生徒さんそれぞれでトレーニング時間数に違いがあります。
Private Certificateの一例で話をすれば、最低規定飛行時間は40時間となっていますが実際にはだいたい50-60時間程度でライセンスを取得されています。もちろん人によっては40時間そこそこでも当校で「安全なパイロット」として認められることもありますが、通常は「時間数見積もり」をされる場合には最低でも50時間程度かかると考えておいてください。
他方、グランド講習についてですが、グランド講習には概略3段階あります。
- 筆記試験をメインにした全般の知識
- フライトトレーニングと並行した安全及び飛行知識
- Check Ride時の口述試験をメインにしたもの
です。
グランド講習の必要時間数について必要規定時間数というものはなく、ここはフライトトレーニングに増して生徒さん個々の個人差が大きく出ます。
これまでの経験では全く航空経験のない方で、大体グランド講習3段階全部で40〜60時間の範囲というところが一般的です。
しかし例えば筆記試験については実際の試験で出る問題が問題集として出版されており、すべて独学だけで合格される方も少なくありません。このような方たちには最初の筆記試験の為のグランド講習は不要となり、実際の受講時間を半減させることも不可能ではありません。
もちろん英語や工学、暗記が不得意な方もいらっしゃるわけで、私たちはこのような方についてもご本人のやる気がある限りとことんお手伝いをいたしますが、やはりグランド時間数はそれなりに多くなります。
できるだけ費用や取得のための日数を押さえたいという方は渡米前に御自分で教材を入手され、「できることは自分でやっておく!」ことをお勧めします。
このようなことをご理解いただいたうえでトレーニングに必要な期間としてこれまでの実績から書かせていただけば、
Privateで最低30日、比較的早い人で45日、一番多いのが50〜60日、最後まであきらめずにがんばった人で約90日というところだと思います。
単純に飛行時間で考えても50時間を50日で飛ぶには1日平均で1時間はこなしていく必要があるわけで、OFFの日や天候、体調不良で飛べない日もあることや、フライト以外に座学(学科系)も同時にこなしていかなくてはならず、かなり
ハードな日々の連続となります。
ましてやこれらを30日間で終了させようということはまず
普通の方には無理と考えてください。
よって
期間見積もりとしてはPrivateで通常60日(2ヶ月)間と考えておいてください。
またその他CommertialやCFIなどにつきましてはご本人の経験などを考慮しながら期間見積もりをさせていただきますのでお問い合わせください。
なお、全く航空経験のない方がいきなりCommertialやCFIなどの上級ライセンスまで一気に取得しようとすることはお勧めしておりません。 まずPrivateを取得いただき、その時点でご自身の適正を判断していただき、その上で上級ライセンスへの挑戦をされることをお勧めします